女性の活躍推進への取り組み

ダイバーシティ&インクルージョン

行員一人ひとりがダイバーシティの一員であり、すべての行員にとって働きやすく、働きがいを感じる組織をめざすことが必要です。多様な価値観・働き方を受容する組織に変革することで、求める人材像「Be“CHANGE”」につながる人材の採用・育成を図り、組織力の向上と「銀行をこえる銀行」を実現してまいります。

ダイバーシティ&インクルージョン

多様な価値観の尊重

当行は多様な人材が最大限に力を発揮できる制度や環境の整備に取り組んでおります。

具体的な取り組み

  • 「ダイバーシティ推進室」の設置
    2015年1月、人事部内に「ダイバーシティ推進室」を設置しました。多様な人材の活躍推進に向けた各種施策に取り組んでいます。
  • 「キャリアチャレンジ制度」の実施
    行員一人ひとりのキャリアプランの実現を後押しする「キャリアチャレンジ制度」を活用した人材育成配置を実施しています。
  • 女性活躍に関するアンケートの実施
    全行員を対象に、女性活躍に関するアンケートを定期的に実施し、現状把握と課題の洗い出しに努めています。
  • 「キャリア育成塾」の実施
    2020年11月より、若手女性行員のキャリアに対する不安解消と自律的なキャリア開発支援を目的に「キャリア育成塾」を実施しています。
  • 役員および部店長等マネジメント層向け講演会の実施
    2021年10月、全役員および部店長が参加する全店長会において「企業におけるダイバーシティ推進と女性活躍」をテーマとした講演会を実施しました。2022年7月には「ダイバーシティ&インクルージョンの推進」をテーマとした講演会を実施し、マネジメント層のダイバーシティ推進に向けた意識の浸透を図りました。
  • 「女性向けキャリアデザインフォーラム」の実施
    2021年10月~2022年2月、女性管理職のキャリア意識醸成等を目的とした「女性向けキャリアデザインフォーラム」を実施しました。
  • 人事制度の改定
    2022年4月、人事制度を改定しました。総合職フリーコース・エリアコースの統合によりキャリア選択の拡大を図るとともに、育児休業から早期に復職した従業員への復職サポート手当を新設しました。
  • 「女性経営人材育成プログラム」の実施
    2022年11月~2023年2月、更なるキャリアアップを目指す女性管理職を対象に、経営視点の醸成と融資判断の考え方理解を目的とした「女性経営人材育成プログラム」を実施しました。
  • 女性異業種交流会の実施
    2022年12月、女性行員の自律的なキャリア意識の醸成と、異業種で働く女性との交流による視野の拡大を目的に、損害保険ジャパン株式会社和歌山支店と共同で女性異業種交流会を実施しました。

受賞歴

2012年10月 均等・両立推進企業表彰 均等推進企業部門 「和歌山労働局長優良賞」受賞
2018年 2月 和歌山県女性活躍企業同盟「女性活躍推進賞」受賞
2018年 6月 「プラチナくるみんマーク」認定取得

引き続き、行員一人ひとりが多様なキャリアを思い描くことができ、実現に向けたチャレンジを継続できる組織づくりを目指してまいります。

「女性活躍推進法」に係る行動計画の策定

当行は“女性の個性と能力を十分に発揮できる社会の実現”を目的とした「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(女性活躍推進法)の施行にともない、2016年より行動計画を策定し、女性活躍を推進してまいりました。
このたび、2018年4月にスタートした第2次行動計画の目標を達成し、新たに第3次行動計画を策定しました。
女性行員が活躍できる銀行を実現することは、行員のエンゲージメント向上だけでなく、より質の高いサービスの提供や新たな価値の創造につながる重要かつ喫緊の課題であると認識しています。当行は今後も多様な人材の活躍を推進することで、目指す銀行像「銀行をこえる銀行へ」を実現してまいります。

女性の職業生活における活躍の推進に関する法律に基づく
株式会社紀陽銀行 第3次行動計画

1.計画期間

2021年4月1日~2024年3月31日

2.当行の課題

(1) 女性行員は将来のキャリアイメージを描けておらず、男性行員よりも昇進・昇格意欲が低い傾向にある。
(2) 女性行員の平均勤続年数が依然として短く、男性行員と比較すると大きな差がある。

3.目標

目標1:女性役席者数(チーフ含む)を175名以上とする。
目標2:女性の平均勤続年数を13.0年以上とする。

4.取組内容

  • 以下の項目を2021年4月より随時取り組むこととする。
    (1)キャリア意識の醸成に向けた取り組み
    • 職務領域の拡大と積極的なポスト登用
    • 多様なロールモデルやキャリアパスの紹介
    • 社内公募制度の充実
    • 外部派遣研修等の強化
    (2)仕事と家庭の両立に関する諸制度を利用しやすい職場環境づくり
    • 在宅勤務など柔軟な働き方に資する制度の利用促進
    • 育児、介護等の支援施策の継続実施
    • 上司と部下の関係性向上など職場風土の醸成に関する研修やセミナーの開催

以 上

女性活躍の状況

2021年3月末 2022年3月末 2023年3月末
女性役席者数(チーフ含む) 151人 153人 168人
女性の平均勤続年数 10.9年 11.6年 12.3年

詳しくは、厚生労働省のホームページをご覧ください。
女性活躍推進法に基づく行動計画公表サイト

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