女性活躍推進法に係る行動計画
当行は“女性の個性と能力を十分に発揮できる社会の実現”を目的とした「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」(女性活躍推進法)の施行にともない、2016年より行動計画を策定し、女性活躍を推進してまいりました。このたび2024年4月1日より、新たに策定した第4次行動計画がスタートしました。
当行のダイバーシティ推進のめざす姿「ダイバーシティ&インクルージョン」を実現するためには、すべての行員にとって働きやすく、働きがいを感じる組織をめざすことが必要です。行員一人ひとりが最大限に能力を発揮できる環境を整備し、長期ビジョンの実現に向け、この行動計画のもと各種施策に取り組んでまいります。
女性の職業生活における活躍の推進に関する法律に基づく
株式会社紀陽銀行 第4次行動計画
1.計画期間
2024年4月1日~2027年3月31日
2.当行の課題
(1) | 女性管理職が少ないことが原因となり、男女間賃金格差が生じている。 |
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(2) | 女性行員の従業員エンゲージメントのスコアが男性行員に比べ低い。 |
(3) | 女性行員の平均勤続年数は年々延びているが、男性行員と比較すると短い。 |
3.目標
内容 | 解決すべき課題 | |
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1 | 管理監督者(※1)に占める女性労働者の割合を6%以上にする。 | 女性役員登用に向けた母集団形成 |
2 | 管理職(※2)に占める女性労働者の割合を26%以上にする。 | 女性の活躍ステージの多様化 |
3 | 女性役席者数(チーフ含む)を210名以上とする。 | 目標1,2達成に向けた母集団形成 |
4 | 女性の平均勤続年数を男性の75%以上とする。 | 目標1,2,3達成に向けた環境整備 |
※1 | 労働基準法における管理監督者で、当行における「マネージャークラス」を指す。 |
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※2 | 女性活躍推進法において定義する「管理職(「課長級」と「課長級より上位の役職(役員を除く)」)」を指す。 |
4.取組内容
(1)キャリア意識の醸成とキャリア機会の提供
- 本部等への職務領域の拡大と積極的なポスト登用
- ロールモデルの見える化
- キャリアについて考える機会の提供
- 外部ビジネススクール、外部研修への派遣
- 社内公募制度の充実
- 上司側の意識変革に向けた研修等の実施
(2)多様な働き方を実現できる環境整備
- 柔軟な働き方の推進(在宅勤務、時差勤務等)
- 男性の育休取得促進
女性活躍の状況
2022年3月末 | 2023年3月末 | 2024年3月末 | |
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管理監督者に占める女性労働者の割合 | 2.1% | 2.1% | 3.8% |
管理職に占める女性労働者の割合 | 19.1% | 21.9% | 24.1% |
女性役席者数(チーフ含む) | 153名 | 168名 | 185名 |
男性の平均勤続年数に対する女性の平均勤続年数の割合 | 55.6% | 59.5% | 63.2% |
詳しくは、厚生労働省のホームページをご覧ください。
女性活躍推進法に基づく行動計画公表サイト
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