セミナー詳細

セミナーのご案内

テーマ 『メンタルヘルスの基礎知識と対応策』
日程 9月28日(水) PM1:30~PM5:30
和歌山ビッグ愛 会議室501号
会場 和歌山ビッグ愛 地図
受講料 会員企業様 お一人様  5,250円
一般企業様 お一人様 10,500円
※消費税込み
定員 40名
目的 近年、多くの企業でメンタルヘルス不調者が増加しており、メンタルヘルス対策は企業経営にとって不可欠の課題となっています。職場のメンタルヘルス管理は、福利厚生的な任意の活動ではなく、すべての人が例外なくその対象となる、企業側に課せられた法的義務であると認識する必要があります。心身の健康は、失ってからその大切さを認識するのでは遅すぎます。不調者が生じた職場においては、本人が苦しむのは勿論のこと、穴埋めを行う上司から、同僚、部下に至るまで影響が及び、業務効率が著しく低下するほか、企業は訴訟リスクや風評リスクなどにもさらされることになります。
本セミナーのカリキュラムは、経営層や管理職の実務担当者が、発症した従業員に対し具体的に何を言い、どう関わればよいかに重点をおいています。医療従事者や法曹関係者による学術的な解説ではなく、ビジネスの現場に通じた情報提供を講師からいたします。受診をうながす難しい場面には、トレーニングの機会をご用意しております。メンタル不調の発症から職場復帰時の注意点、復帰後の周りの対応まで、具体的な行動レベルを学んでいただけます。
講師 橋本尚美事務所 代表
産業カウンセラー
橋本 尚美 氏
講師略歴 大学卒業後、テレビ局に就職。新規開拓の営業職、アナウンサー、番組情報誌の取材制作編集を担当。その後電話局へ転職し、コールセンターでインバウンドのオペレータを経て、新人・既存職員の育成を担当。
2000年に研修講師として独立。名古屋事務所を銀行と不動産会社によるコンペで獲得。
2008年、東京事務所を開設。独立当初から管理職対象のメンタルヘルスの領域に注力。医療従事者や法曹関係者の学術的な講義とは一線を画した情報提供をしている。
現在はストレス対象の観点から、上司と部下の2階層をつなぐ能力開発の研修も手がける。信条は「身につく能力開発がメンタルヘルスを向上する」。
カリキュラム 1.経営層、管理職が知らないではすまされない安全配慮義務
(1)安全配慮義務とは何の義務か
(2)安全配慮義務の違反によるリスク
(3)安全配慮義務を違反した企業の事例
2.ストレスと性格の関係
(1)職業人を悩ませるストレスの原因
(2)ストレスレベルの高さと病気の関係
(3)ストレスに弱いと言われるタイプの誤解
(4)「仕事は忙しい人に頼め」の危険性
(5)有能な人が倒れる理由
【自己診断】現在心身に表れているストレスの度合い
【自己診断】ストレスがたまりやすい性格・行動パターン
3.心の病気が発症するプロセス
(1)発症の引き金の盲点とは
(2)心の病気と呼ばれるものの種類と症状
(3)心の風邪という誤解
(4)受診する病院、クリニックで気をつけたいこと
4.メンタル不調の兆候とやってはいけない行動
(1)周囲が気づく見た目の特徴
(2)仕事ぶりに表れる特徴
(3)管理職が気にかけたい雰囲気の変化
(4)本人が感じている自覚症状
5.休職前後の関わり方と気をつけること
(1)話を切り出してから切り上げるまでの手順
(2)相手の不安を軽減する準備
(3)休職中の接触のしかた
(4)医師・家族との関わり方
【実習】受診をうながす場面の練習
6.職場復帰時の関わり方とマネジメント
(1)本人が知っておきたい回復のたどり方と復職の準備
(2)管理監督者が用意しておくこと
(3)再発を防ぐために周囲が協力できること
戻る

ページの先頭へ戻る