セミナー詳細

セミナーのご案内

テーマ 『会社を守るための就業規則の作り方』
日程 11月26日(金) PM1:30~PM5:30
和歌山ビッグ愛 501号
会場 和歌山ビッグ愛 地図
受講料 会員企業様 お一人様  5,250円
一般企業様 お一人様 10,500円
※消費税込み
定員 40名
目的 労働法規を遵守するのは会社として当然の義務で、これにより、労働者は保護されています。しかし、中には権利ばかり主張する問題社員もあり、そのような問題社員から会社を守る法律は無いに等しいというのが現状です。だからこそ「就業規則」が重要となってまいります。労働者がしてはいけないこと、守らなければどうなるか、といったことを就業規則に定めることは、会社を守る有効な手だてとなり得ます。
また、労務管理に関しては、それ以外にも、名ばかり管理職の問題やメンタルヘルスの問題など、企業が抱える潜在的なリスクが高まっており、就業規則を整備することの必要性が益々高まってきています。
本セミナーでは、トラブル防止という観点だけでなく、従業員が安心して働ける職場作りや、ヤル気喚起ということにも配慮した就業規則の作り方を、就業規則のモデルをベースにして解説いたします。
講師 株式会社人事サポートプラスワン
代表取締役 経営士 松本 健吾 氏
講師略歴 神戸学院大学法学部法律学科卒業。経営士(社団法人日本経営士会正会員)。
製薬会社勤務を経て、小嶋経営労務事務所に入所。経営推進部長として活動するかたわら、関連会社の株式会社コンサル・コープのチーフコンサルタントを兼任する。
2007年4月に株式会社人事サポートプラスワンを設立し、独立。同時に小嶋経営労務事務所の解散時の職員で立ち上げたKJ合同事務所の一員となる。
現在は、企業における人事・労務・総務の支援を中心として、実務に基づいた講演、執筆活動を行う。
著書(共著を含む)に、『使用人兼務取締役をめぐる法律と税務』(新日本法規出版)、『総務部の仕事がわかる』(実業之日本社)、『人事部の仕事がわかる』(実業之日本社)他多数。
カリキュラム 1.「就業規則」とは何か
(1)就業規則と法令の関係
(2)就業規則の作成・届け出義務
(3)就業規則に定めるべき事項
(4)就業規則の周知と効力
(5)パートや派遣社員の就業規則
(6)就業規則の不利益変更
2.労働基準法を知ることから始めよう
(1)労働時間と休日
(2)時間外および休日労働
(3)年次有給休暇と特別休暇
(4)解雇制限と解雇予告
3.問題社員対策のためのルール
(1)服務規則のルール
   ①社員としてやってはならないこと
   ②業務遂行上の義務
   ③守秘義務と競業避止義務
   ④二重就業禁止と副業
(2)退職のルール
   ①退職届(願)の取り扱い
   ②契約期間満了と雇止め
   ③定年と再雇用制度
(3)懲戒処分のルール
   ①懲戒処分の法的根拠
   ②一般的な懲戒事由
   ③始末書の取り方
   ④出勤停止と減給処分
   ⑤懲戒解雇と普通解雇
(4)新入社員のルール
   ①社会人としての基本的事項
   ②誓約書と身元保証書
   ③試用期間の定め方
(5)人事異動のルール
   ①転勤命令と根拠
   ②出向と転籍
(6)長時間労働防止のルール
   ①サービス残業
   ②名ばかり管理職の改善
   ③事業場外みなし労働時間制の確認
(7)健康管理
   ①使用者の安全配慮義務
   ②労働者の事故健康管理義務
   ③メンタルヘルス不全者への対応
   ④メンタルヘルスの予防・対処策
(8)休職
   ①休職制度の位置づけ
   ②精神疾患と休職の判断
   ③不完全な労務提供や再発
(9)ハラスメント
   ①セクハラとパワハラ、モラハラ
   ②ハラスメントの判断
   ③ハラスメントの対処法・再発防止策
(10)表彰制度
   ①信賞必罰のために
   ②モチベーションアップに活用
4.モデル就業規則で確認する
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