セミナー詳細

セミナーのご案内

テーマ 『ローパフォーマー・問題社員への対応をめぐる法律と実務対策』
日程 10月19日(火) PM1:30~PM5:00
和歌山ビッグ愛 603号
会場 和歌山ビッグ愛 地図
受講料 会員企業様 お一人様  5,250円
一般企業様 お一人様 10,500円
※消費税込み
定員 40名
目的 世間一般の価値観が多様化する中、自らの権利等を主張するばかりで、職務面で充分なパフォーマンスを発揮しない社員、反抗的で協調性に欠け、職場内のチームワークを乱す社員はいないでしょうか。
ただでさえ、厳しい経営環境下にある昨今、そのようなローパフォーマー社員・問題社員の存在は、周りの社員に悪い影響を与えるとともに、管理者もその対応に余分なパワーを削がれてしまうことから、会社の活力を減殺してしまう結果となってしまいます。
雇用関係の問題は、杓子定規な法律論だけでは対応しきれないことも多く、ご苦労をされているご担当者が多いようです。
本セミナーでは、トラブル回避の視点から、そのような社員への対策法とその際の法的留意点を実例中心に解説いたします。
講師 弁護士
野口 大 氏
講師略歴 平成2年 司法試験合格、平成3年 京都大学法学部卒業、平成14年、ニューヨーク州コーネル大学ロースクール卒業(人事労務管理理論を履修)、日米双方の弁護士資格を有する。
労使紛争に熟知し、数多くの団体交渉や労働裁判を専ら会社側の立場で手がける。数多くの生きた紛争予防ノウハウを有しており、紛争を予防しながら従業員のやる気を引き出す組織を目指す、数少ないコンサル型弁護士。
わかりやすく歯切れの良いアドバイスは極めて評価が高く、全国から企業の依頼が絶えない。
【著 書】
「出向・転籍の法律と会計・実務」(清文社/共著) ほか
カリキュラム 1.ローパフォーマー・問題社員にはタイプがある
  タイプ① 能力不足
  タイプ② 反抗的
  タイプ③ 協調性不足
2.ローパフォーマー・問題社員への対応法と法的留意点
(1)基本的な対応策とステップ
(2)注意指導
   ①頭ごなしの注意指導が一番危険
   ②よくある従業員側の言い分
   ③パワハラと言われないために
   ④面接すべきか否か
   ⑤どのような書面を残すべきか<実例紹介>
(3)配転
   ①本人が拒否することを見越した転勤命令
   ②本人が配転を拒否する場合
(4)降格・降職
   ①降格と降職の違い
   ②幹部社員をヒラ社員にできるか
(5)軽い懲戒処分(訓告等)
   ①就業規則が不備なら懲戒処分できない
   ②自社での先例が重要
(6)人事考課での低査定
   ①人事考課が不当だとして問題となった事例
   ②査定項目が多ければ良いというものではない
(7)退職勧奨
   ①「応じなければクビにするぞ」という退職勧奨の危険性
   ②執拗すぎるのも危険
   ③実務上のテクニック<実例紹介>
(8)解雇
   ①予告手当を出せば解雇できるのか?
   ②営業秘密を持ち出されるリスク
3.メンタルヘルスに関するトラブル事例と対応策
(1)不審な行動が多く(独り言が多い、奇声を発する、暴言を吐く、
   暴行する等)、職場を混乱させる社員がいるが、解雇可能か?
(2)精神疾患で休職中の従業員が「軽作業なら可」という診断書を
   持ってきて復職を求めているが、復職に応じなければならないか?
(3)復職時の待遇(復職に際して業務負担を軽減させる場合、
   当然に賃金を引き下げることは可能か?)
4.ローパフォーマー・問題社員から会社を守る!
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